紫波町公式|暮らし心地の良いまち

紫波町での仕事や暮らしを、もっと身近に感じてもらえるように。 ここでは、職員の思いや先輩移住者の体験談を届けていきます。 紫波町での毎日が、ちょっと楽しみになる。そんなきっかけが生まれる場所になりますように。

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紫波町での仕事や暮らしを、もっと身近に感じてもらえるように。 ここでは、職員の思いや先輩移住者の体験談を届けていきます。 紫波町での毎日が、ちょっと楽しみになる。そんなきっかけが生まれる場所になりますように。

マガジン

  • つばめの森 アーカイブ

    15本

    「好きを通じたつながりをつくる。まちの暮らしに楽しみを増やす、みつける。」 そんなコンセプトのもと運営していた「つばめの森」サイトの記事をアーカイブし、大切に残していくマガジンです。 あなたの暮らしの中に新たな“好き”や楽しみを見つけるきっかけになりますように。

記事一覧

ほおずき畑からのメッセージ

紫波から駆け出したアーティストのたまご

大学生が「今キニナル!」日詰商店街の魅力とは?―みよしぜみ

自然体験を通じて子どもを育む―センス・オブ・しわンダー

シニア起業までの道のりと、パン作りへの想い―もり森スマイル工房

広がる、ママの笑顔の輪ーママ向けサークル「ひまわり」

日詰にたたずむ、みんなの家

「プラモデル」は世代を越えるーシワプラブ

老舗写真館から飛び出した 日常を切り取るフォトグラファー

好きを詰めた、ZINEを作ろう。

映画好きの有志団体ーシワキネマ

紫波のお酒にハマってしまった大学生

図書館のない町に図書館ができてから、10年。

ほおずき畑からのメッセージ

この記事は、2023年12月15日に「つばめの森」で公開された記事のアーカイブ版です。 北上川のそばにひっそりと佇む、紫波町古館地区のとある畑。 「ほっちゃんのほおずき畑」と名付けられた畑には、「フルーツほおずき」と呼ばれる、食べられるほおずきの実が生っています。 つるっと丸く、黄色くて甘い、珍しい作物を紫波町で栽培しつつ、農業の魅力発信に挑戦しているのは、紫波町地域おこし協力隊の村上一江さんです。 農業系の高校・大学で農業全般を学んだ後、2023年5月に「農村まちづ

紫波から駆け出したアーティストのたまご

この記事は、2023年10月13日に「つばめの森」で公開された記事のアーカイブ版です。 紫波の広報誌やポスターなど、町中で見かけるイラスト。 そのうちのいくつかは、もしかすると「どぅき」さんが手掛けたものかもしれません。 グラフィックアーティストを目指し活躍する、その若者に迫ります。 グラフィックアーティストのどぅきさん どぅきさんは、岩手県立産業技術短期大学校(以下、産技短)の産業デザイン科出身で、オガール合同会社へ新卒で入社。今年8月に開催された「オガール祭り」のキー

大学生が「今キニナル!」日詰商店街の魅力とは?―みよしぜみ

この記事は、2023年5月26日に「つばめの森」で公開された記事のアーカイブ版です。 表紙全面に大きな俵を持ち上げる男性というインパクトのあるパンフレット「日詰商店街のひと」。 中を開いて見ると、商店街の店主たちの顔が道に沿ってずらり! 圧倒されます。 まさに「日詰商店街のひと」。タイトル通り“ひとの地図”です。 このパンフレットを既に手に取っていたり、ニュースで見知った人もいるのではないでしょうか。 制作したのは、岩手県立大学(以下、「県立大」)の学生たち。彼らは、有志

自然体験を通じて子どもを育む―センス・オブ・しわンダー

この記事は、2023年3月2日に「つばめの森」で公開された記事のアーカイブ版です。 「センス・オブ・しわンダー」という、親子を対象にした自然体験イベントを開催している任意団体を、みなさんはご存知でしょうか。 今回は代表の岡田さんと、その協力者でもあり、伴走者でもある平さんにお話を伺いました。 どんな活動をしていますか。 岡田 2022年から親子向けに自然体験ができるイベントを企画・運営しています。本業が大学の技術職員で、森林インストラクターという資格を持っているのです

おつまみが育つ畑

この記事は、2022年11月17日に「つばめの森」で公開された記事のアーカイブ版です。 今年の春のこと。紫波町の東部、佐比内エリアに可愛らしい畑が現れた。 「welcome」「なつかのおつまみ畑」という看板と、メキシコを思わせるギラギラした装飾。 畑のような、公園のような、不思議な空間でせっせと野菜のお世話をするのは、里山リノベーション担当として地域おこし協力隊に着任した岡本夏佳隊員である。 弘前出身の岡本さんは、弘前でりんごとお米を作っている祖父母の暮らしに憧れ、将

シニア起業までの道のりと、パン作りへの想い―もり森スマイル工房

この記事は、2022年9月29日に「つばめの森」で公開された記事のアーカイブ版です。 男の子と女の子の可愛らしいイラストに、 「塩味」⇔「甘い」のチャート。 このシールに「見覚えがある!」とピンときた方も多いのではないでしょうか。 今回は、町内のご自宅兼工房でパンを製造し、産直等に出荷・販売している「もり森スマイル工房」さんにお邪魔しました。 60歳で定年退職後、2016年5月にパン作りで起業した長森さん。 起業しようと思ったきっかけは何だったのでしょうか。 長森 人

山田錦、本州北限への挑戦

この記事は、2022年8月5日に「つばめの森」で公開された記事のアーカイブ版です。 ここ十数年、誰も挑戦してこなかったなら、不可能が可能に変わってるかも。 日本酒の原料はお米。その中でも、酒造好適米と言われる酒造りに向いたお米、酒米がある。 そして酒米の中でも王様と呼ばれているのが「山田錦」だ。 「日本酒好きじゃなくても知っているくらい有名な品種だから、酒米の栽培に挑戦するなら絶対山田錦がいいって決めてました。」 紫波町生まれの吉田辰巳さんは、高校卒業後に千葉県の鉄

広がる、ママの笑顔の輪ーママ向けサークル「ひまわり」

この記事は、2022年6月23日に「つばめの森」で公開された記事のアーカイブ版です。 突然ですが、皆さんは「子育て」にどんなイメージを持っていますか? 楽しそう、幸せの象徴、大変そう、いつか経験するかもしれない、想像したことがない…さまざまな声が聞こえてきそうです。 産休や育休をきっかけに、社会的なつながりが薄くなってしまいがちな子育て中のママ。コロナ禍がそれに拍車をかけ、気軽に子どもを連れて遊びに行ったり、人とつながったりする機会が減ってしまい、孤独感を感じるママも多

日詰にたたずむ、みんなの家

この記事は、2022年6月3日に「つばめの森」で公開された記事のアーカイブ版です。 酒のまち紫波町は、至る所で酒への愛があふれている。 コロナ渦で遠のいていた酒イベントも徐々に復活し、大切な人たちと楽しくお酒が飲みたいという願いも少しずつ叶うようになってきた。 酒を愛することは、紫波を愛することであり、それは紫波で暮らす自分の人生を愛することにつながる。やや大袈裟だが、そう思っている。 新たにスタートした日詰平井邸 日詰商店街のシンボルとも言える「平井家住宅」は、2

「プラモデル」は世代を越えるーシワプラブ

この記事は、2022年5月26日に「つばめの森」で公開された記事のアーカイブ版です。 紫波町、日詰商店街にあるコミュニティカフェ「ミルクホールマイカ」さんの、閉店時間を過ぎた夜の店舗内で、大人3名と中学生1名が椅子を並べてもくもくと作業していた。 彼らこそが「シワプラブ」。 この日、メンバーは主にガンダムのプラモデル(通称:ガンプラ)を組み立てていた。 世代を越えてガンプラでつながる 佐藤 いま僕は50歳ですが、小学生のときにガンダムの放映が始まり、みんなが見ていて

老舗写真館から飛び出した 日常を切り取るフォトグラファー

この記事は、2022年5月9日に「つばめの森」で公開された記事のアーカイブ版です。 作る・表現するには色々な形がある。 日常の、自然体な姿を残せる写真を撮りたい 2022年3月に紫波町で「トキオモイ」を立ち上げた佐々木さん。「トキオモイ」は 時を残そう。想いと一緒に。 ただ、一緒にいる。ただ、町を歩いている。 なんでもない日常を、愛おしく思える写真を。 というブランドメッセージのもと、大切な人との何気ない瞬間を写真に残すサービスを提供しています。紫波町内でのロケ

好きを詰めた、ZINEを作ろう。

この記事は、2022年3月31日に「つばめの森」で公開された記事のアーカイブ版です。 こんにちは!つばめの森編集部のあまのさくやです。 私は、紫波町の地域おこし協力隊として働きつつ、絵はんこ作家・エッセイストとしても活動しています。 私の紫波町での主な仕事は、心を動かされるような活動や、町内で起きている魅力的な出来事を伝えること。 町内の人にとっては一見当たり前で、わざわざ言わなくても……と思われるようなことを、あえて言葉やイラストで可視化して伝えること、そして自分自身が

映画好きの有志団体ーシワキネマ

この記事は、2022年3月21日に「つばめの森」で公開された記事のアーカイブ版です。 自分たちが見たい作品を上映する 「シワキネマ上映会」というポスターを紫波町内で見かけた時、ふと嬉しくなった。 私は映画が好きだ。盛岡まで行けばあるものの、現在紫波町内には映画館がない。 いや、町内に映画館がなくても、映画が好きな人が近くにいて、上映会をしている。その事実だけでも十分うれしかった。 そのポスターの情報を頼りに、少し勇気を出してイベントに足を運んでみたら、自分の“好き”とつ

紫波のお酒にハマってしまった大学生

この記事は、2022年3月19日に「つばめの森」で公開された記事のアーカイブ版です。 紫波町出身・在住、岩手県立大学総合政策学部3年生の村松滉也(むらまつひろや)さんは、昨年、ご縁があり廣田酒造店で蔵人(くらびと)体験をしてきたそう。 今まで日本酒もあまり飲んだことがなく、日本酒の蔵が4つもあることや、南部杜氏の歴史や、現在も酒蔵それぞれに新たな取り組みがあることなど……紫波町出身でも、今まで意識したことがなかったという村松さん。蔵人体験をするまでには、ある人との出会いが

つばめの森の、カメラの木

この記事は、2022年3月20日に「つばめの森」で公開された記事のアーカイブ版です。 インスタグラムで紫波町のことを調べようとすると、実にたくさんのアカウントが検索結果に並びます。 町の公式アカウント、飲食店を集めたグルメアカウント、商店街のことを発信するアカウント。その中に、ひとつ気になるアカウントがありました。紫波町写真部(@shiwapic)です。 このアカウントは、投稿内容に運用している中の人は登場しません。 誰が運用しているかはわからないものの、3万3千人の

図書館のない町に図書館ができてから、10年。

この記事は、2022年9月8日に「つばめの森」で公開された記事のアーカイブ版です。 2012年8月31日に紫波町で開館した図書館。 本記事を書いている天野は、昨年紫波町へ移住してきましたが、そのきっかけの一つはこの図書館への一目惚れといっても過言ではないほど。 今は、いち利用者であり、そして図書館のSNSを中心とした広報担当でもあります。 この図書館の魅力はなかなか短文では語り尽くせませんが、ひとつの大きな特徴に、「おしゃべりが禁止されていない」という点があります。 館